でも、なんかこうなんだ
頭ん中は大体めちゃくちゃで、ぐちゃぐちゃで、支離滅裂 言葉がそこらじゅうに落ちたり降ったりしている部屋で、人と話すときにその中にいるわたしの本体がその場しのぎで言葉をかき集めて文にしてるみたいな 本当のことってなに なにが本当かわからんって、いつも、もうずーっと思っている
階段をのぼるときも、仕事をしているときも、部屋にいる時も、その時間になると目が閉鎖していく そのままもう外には出てこれないのかもしれないと思うことがしばしばある
何かを思うとき、当たり前にわたしの脳で考えることになり、それはわたしの経験に基づいている それを実感すると膜の中にいる感覚がして、歩いても歩いてもそれは破れなくて、止まっていても息切れがするような 誰といても抱きしめてもほんとに触れたことはないような そんな感じ
好きなバンドにUndercurrentという曲がある
この曲は3部作になっていて、それぞれ曲調が全く違う
ボーカルの人がどんな気持ちでこの曲を作ったのかわからないけど、これは心のあり方というか精神の模様を表しているみたいでいつ聴いても心に沿う
歌詞に「君は君だけの奴隷なのさ」というところがあるんだけど、ライブだとそこを叫ぶように歌っていて、わたしはそれを見るとなんだか心がすうと息をする
だって、本当にそうだね わたしはもう、死ぬまでずっとわたしだけの奴隷だ 誰も関係ない それはありがたいし、寂しい
わたしから抜け出すことは不可能で、その途方もなさにたまに絶望するけど、この曲を聴いている時は目の前の景色がパキパキと割れてそこから光が差し込んでくるのです
Khakiのみなさん、演奏してくれていてありがとう これからもずっとだいすきな曲